私は幼稚園教諭として働きながら、我が子を自分が勤務する園に預けています。
先生として子どもたちを見てきた私ですが、実際に我が子を預けてみると、「あれ?家では全然違う!」と思うことがたくさんありました。
今回は、その中でも特に感じた「園と家でのギャップ」について書いてみたいと思います。
「自分のことは自分で」が当たり前だと思っていた
私の勤務する園は、音楽指導に力を入れています。
年中・年長になると音楽指導に集中する時間が増えるため、年少の頃から基本的な生活習慣や身の回りのことを、自分でできるようになることを大切にしています。
服の着脱はもちろん、上の服をズボンに入れることまで、きちんと自分でできることが求められます。
幼稚園教諭として働く私は、研修などで教わったことをもとに、子どもたちに繰り返し伝えてきました。
すると、ほとんどの子が1学期のうちにできるようになっていきます。
だから私は、いつの間にか「年少さんなら、このくらいできて当たり前」と思っていたのかもしれません。
我が子になると、焦る!
ところが、実際に我が子を預けてみると全然違いました。
我が子は3月生まれ。
4月生まれの子と比べると、同じ年齢でも約1年近く差があります。
もちろん頭では分かっていたつもりなのですが、実際に我が子の姿を見ると……
できるようになるまでが、長い!
「まだできない」
「周りの子はできているのに……」
と、親としては焦る焦る。
先生として子どもたちに「お家でも練習してみてくださいね」と声をかけていた自分を思い出して、
「私だったら、そう声をかけるな……」
なんて思ったりもしました。
家では全然できない!その理由を実感
そして、もうひとつ気づいたことがあります。
それは、園と家では子どもの姿が全然違うということ。
仕事をしていると、帰宅してからもやることがたくさんあります。
親も疲れているし、子どもももちろん疲れている。
そして何より、家に帰った子どもは……
すんごいオフモード。笑
園では先生の話を聞いて、自分で着替えて、身の回りのことを頑張っているのに、家では「やりたくなーい」「ママやってー」。
練習しようと思っても、全然話を聞いてくれません。
そこで初めて、
「園では子どもなりに気を張って頑張っているんだな」
と実感しました。
幼稚園教諭だからこそ、気づけなかったこと
先生として働いていると、子どもたちの「園での姿」を見ることができます。
でも、親になってみて初めて分かったのは、園で頑張っている分、家では思いっきり甘えたい子もいるということ。
「園ではできているのに、なんで家ではできないんだろう?」
と思っていたことも、
「家だからこそ、安心して甘えているのかもしれない」
と思えるようになりました。
我が子を自園に預けたことで、先生として見ていた子どもたちの姿を、今度は親として見ることができました。
先生としての「当たり前」と、親としての「当たり前」。
その間には、思っていた以上に大きなギャップがありました。
これからも、幼稚園教諭として、そして2児の母として、両方の立場だからこそ感じられることを、このブログで綴っていきたいと思います。

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